毎度御訪問有難うです。



今回はクラッチレリーズ交換を行いました。

 最近歳でねー渋滞でノロノロやチョコマカ発進を繰返し
2・30分もすれば握力が無くなって悪夢状態になります。

 そこでオイラも噂では聞いていた某クラッチレリーズを
交換しました。





交換したものです。
オイラ何分経費節約で自分で出来る範囲は何とかねー。

まずは外観から










其れじゃー交換とまいりまよ。

手順1 購入品に入っていたマニアルを熟読する事。

手順2 必要工具及び手入れ清掃道具の準備

手順3 左のサイドフィン取外し
    ボトム(アンダーカウル)部分のボルトの一部取外し
   
手順4 ウェス養生






取外し手順

手順5  スパナでボルト3本を2・3mm程度均等に緩める

手順6  クラッチをコクコクっと軽く握りレリーズ取付部の
    縁切りを行う。

手順7 マスターシリンダー側のカップのキャップを取外し
レリーズ側のエアー抜出口にホースを取付スパナで
    軽く緩めオイルの抜出しを行いオイルが無くなるまで
    抜き出します。

手順8 バンジョウボルトを緩め取外しビニール袋等でオイルの
    漏れにじみを受けます。

手順9 残っている3本のボルト取外し レリーズを取外します。
    もしレリーズが硬くて抜けない場合は軽く揺らして
    取外して下さい。

手順10 ボルト取付部にはユルミ止のカスが残っていますので
    軽く手入れ清掃を行います。
    この時カス(ごみ)がE/G内に入らないようにしてね。








取付

手順11 新しいボルトに緩み止防止剤を少量塗布し新品の
    レリーズを取付。

手順12 バンジョウボルトにクラッシュワッシャーを取付
    締め込みます。




クラッチオイルの給油

手順13 好みのオイルを入れますが、マスターシリンダー側
    カップの容量が少ない為、気長にエアーが噛み込まない
    ように入れます。
    又、こぼれやすいので必ず養生してね。

手順14 オイル注入しレバーニギキニギしながら握ったところで
    エアー抜きバルブをスパナで開けえあーをにがし、
    バルブを閉めます。
    この作業を繰り返しオイルラインにエアーが混入してない
    事を確認して作業終了です。

手順15 次はマスターシリンダー側も上記手順と同じように
    エアー抜きを行います。



手順16 オイル漏れがないかよく確認。
    特にバンジョウボルト部

手順16 取り外したカウル関係をすべて取付


手順17  試運転前
    センタースタンドを立てたままバイクにまたがりE/G始動
    クラッチを握りシフト操作を行い異常がない事を確認します。

    ポイント1
     もしこの時エアー抜きが完全に抜けてないと、ストーローク
    不足でクラッチ操作がうまくいかず、ギアーの入りぱなし
    もしくは、ギアーが入らない・抜けない等々が有りますので
    十分確認してね。

手順18 実走試運転はなるべく低速で行い、もしクラッチ操作しても
    上記「ポイント1」のような症状が出る場合、エアー抜きが
    出来ていない可能性がありますので再度エアー抜きを
    行って下さい。



実走インプレッション1 (ご近所廻りでブラーっとしてきました。)

取替後の実感としては劇的なクラッチ操作が軽くなったような
実感はあまり無く、わずかに軽くなっつた程度ですかね。



実走インプレッション2 (プチツーリング約100Km位の渋滞無し)

 んー町中や山道などでのクラッチ操作回数が多かったのですが
以前と比べますと、随分楽でしたよー。


実走インプレッション3 (渋滞時)

 今回の目的である悪夢の渋滞時には、まだ遭遇しておらず、実績として
20分前後の渋滞で依然のあの握力が無くなるほどには至らす。



 上記取替はあくまで素人整備の為、取替整備に関しまして
自己責任でお願い致します。



追伸
 今回交換に関しまして自己的には一応納得できる範囲でしたが
さらにクラッチが軽くなる方法等お知恵を頂ければ幸いです。